作家でごはん!伝言板

うずら鳥の肉とは

タン

焼き肉、それは、命の犠牲によって成り立つ。ひかりごけの如きカニバリズムの起こりにくい日本だからこそ、肉の死の実感の薄い、空虚な日本の肉食文化である。

焼き鳥について言えば、それは100%、鶏の命の犠牲によって成り立つ。鳥の生贄によって、人は明日に命を繋ぐのだ。生贄なしに人間は生存できない。

卵を産む鶏は生き延び、肉になる鶏は死ぬ。そんなシンプルな現代日本だが、鶏以外に、うずら鳥もまた、卵を産み、そして珍しい肉となるうずら鳥もいるのだ。

うずら鳥は基本は卵を産み生き延びる鳥だが、ある種の極限状態において、うずらは最後の生贄の肉にもなれるのだ。

ああ、いつかうずら鳥の焼き肉が食べたい。